「墨廼江 純米吟醸 蔵の華」– 気品漂う、優雅で繊細な味わい

全て宮城産で仕込んだ、本当の地酒

宮城県石巻市の墨廼江酒造が手掛ける「純米吟醸 蔵の華 墨廼江」は、材料は全て地元のモノでつくられたオール宮城のお酒。酒米は宮城県が誇る「蔵の華」、酵母は「宮城酵母」、仕込水は石巻を流れる北上川の伏流水で仕込まれた、まさに地酒。華やかさと透明感、そしてふくらみのある味わいを兼ね備えた、まさに気品漂う純米吟醸です。

グラスに注ぐと、控えめながらも品のある果実のような香りがふんわりと広がり、口に含むとしなやかな甘みと繊細な酸味が心地よく調和します。飲み込んだ後には、スッと消えていくような透明感のある余韻が残り、洗練された飲み心地を楽しめます。上品な香りと柔らかな口当たりは、和食をはじめとする様々な料理と絶妙にマッチし、食中酒としても優秀な一本です。

また、「蔵の華」という酒米の特性を存分に引き出したこの酒は、軽やかで飲みやすく、それでいて芯のある旨みが感じられる仕上がり。日本酒初心者から愛好家まで、幅広い層におすすめできる、上品でバランスの取れた純米吟醸です。






おすすめの楽しみ方


1. 冷酒で楽しむ繊細な香り

10℃前後に冷やすと、果実のような上品な香りが際立ち、爽やかな飲み口に。口当たりがすっきりとしているので、前菜や軽めの料理と合わせると、その繊細な味わいを存分に楽しめます。

2. 常温で味わうふくらみ

室温で飲むと、酒の持つ自然な甘みと旨みがより引き立ち、柔らかな味わいに。料理との調和がとれやすく、幅広い食事と合わせやすいのも魅力です。

3. ぬる燗で楽しむまろやかさ

40℃前後のぬる燗にすると、甘みがより丸みを帯び、優雅な味わいに変化。和の煮物や出汁の効いた料理との相性が抜群で、じっくりと楽しめます。




おすすめのペアリング


・鯛の昆布締めや白身魚の刺身
 魚の繊細な甘みと、酒の持つ優雅な香りと旨みが見事にマッチ。昆布の旨みが加わることで、さらに奥深い味わいに。

・炙りしめ鯖や焼き魚
 しめ鯖の持つ爽やかな酸味や、焼き魚の香ばしさと絶妙に調和し、酒の透明感のある旨みが際立ちます。

・出汁の効いた煮物(鶏の治部煮・根菜の炊き合わせ)
 出汁の旨みと酒の優しい甘みが溶け合い、料理との一体感を楽しめます。温かみのある食事と合わせることで、酒のふくよかさをより感じられます。

・天ぷら(キス・舞茸・タラの芽)
 軽やかな飲み口が、天ぷらのサクサクとした衣と相性抜群。さっぱりとした余韻が、揚げ物の後味をすっきりとまとめてくれます。


「純米吟醸 蔵の華 墨廼江」は、上品な香り、透明感のある味わい、そして余韻の美しさを兼ね備えた、洗練された純米吟醸酒。繊細な味わいの料理とともに、そのエレガントな魅力を存分に堪能してみてください。





〼 蔵元:墨廼江酒造(宮城県 石巻市)

〼 販売時期:季節限定

〼 酒米:蔵の華(宮城県産)

〼 精米歩合:55%

〼 アルール分:16.5%

〼 日本酒度 : +2

〼 酸度:1.7

〼 720ml:¥1540(税込)

〼 1800ml:¥3300(税込)

※価格は販売元により変わります。

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